2003.11.16 陸橋ポイント
現在羽田空港では東ターミナルの新築工事がすすめられています。それに伴い一昨年突如登場した陸橋ポイント。それまでC滑走路の撮影は、駐車場棟の屋上が最も近い撮影ポイントだっただけに、このポイントの登場は新鮮、かつ衝撃的でした。
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2003.10.14 開設1周年\(^o^)/
お陰様で「at Runway 〜虹を追いかけて〜」は1周年を迎えることができました。先日の10000カウントに引き続いての、めでたいこと続きに私自身嬉しく思うとともに、あらためてページを見て下さった方々にお礼申し上げます。 来年の2周年の頃にも今と同じ気持ちで虹を追いかけられますように・・・。
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2003.9.23 鹿児島遠征
多くの方々が素晴らしいロケーションと絶賛する鹿児島空港。出張で一度利用した時、目の前に広がる光景に「Rainbow777が来ているのなら是非撮影に来てみたい」と思っていたところ、今年の4月からRainbow777が就航し始めました。
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2003.8.30 Monochrome Rainbow
03年8月、伊丹遠征の2日目の晩。翌日の天気予報は雨。ISO400のフィルムを買いにヨドバシ梅田に向かいました。
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2003.8.18 伊丹 14
数えてみると今回で9回目の伊丹遠征です。そして過去8回で一度も巡り会っていないのがRW14。絶対的に数が少ない(出現率3%)ので巡り会わなくて当然なのかもしれませんが、猪名川土手側からサークリングしてアプローチしてくる姿、太陽に向かって離陸していく姿、どれをとっても魅力的なシーンです。 先に「巡り会ってない」と書きましたが、実のところ14には1度だけ出会ったことがあります。飛行機に興味を持ち始めたものの、まだカメラを買う前の出張の帰りの夜、出発までに時間があったのでラ・ソーラに出てみると、猪名川土手側からサークリングしてくる光が見え始めやがて14に滑り込みました。そして乗り合わせた東京行のA300−600Rは14Rから離陸していきました。飛び立ってすぐ大阪の街の明かりが眼下に広がったシーンは今でも目に焼き付いています。 今回9回目の伊丹遠征、春〜夏に多い14に期待して伊丹に旅立ちました。 いつも伊丹に行く時は着陸前に梅田の街が見える進行方向左側の窓側の席を取るのですが、今回は北風の天気予報にもかかわらず「まちがい」を期待して右側の席を確保。乗り合わせたDC−10が伊丹に近づくもののサークリングの気配は無く、まっすぐ32Lに着陸ヽ(´ー`)/。 到着後、ラ・ソーラに出てみるとまともな北風です。 遠征2日目。この日は朝から撮影。朝の14を期待したもののいつもの32L。しかし、しばらくすると南〜東寄りの風が吹き始めました。「よしよし」と思いながら猪名川土手に行ってみたりしたものの相変わらず32。その後千里川土手に戻って撮影し、スカイランドHARADAへ。屋上に上がってみるとさっきより南東の風が強くなっており滑走路上の吹き流しも北へ向かって流れており、スカイランドHARADAから見える風向風速計も強い南風を示しています。 「これは14になるのは時間の問題、猪名川土手まで自転車でダッシュして15分。その間にRainbow777の発着とぶつからなければいいけど」などともう気分はすっかり14です。しかし、いつまで待っても32のまま。「テイルウィンドは危険だよ(-_-#)、ランチェン、ランチェン、14.14」と心の中でぶづぶつつぶやきながら待ち続けていたものの、しばらくしたら北風に変わり始めこの日の14の夢は終わりを告げました。 遠征3日目、この日は朝から冷たい雨。当然北風。おまけに視程は最悪。14になる理由が見あたりません。傘をさしながらラ・ソーラで雨に濡れながら撮影していてだいぶテンションも下がってきたお昼頃、「このRainbow777の離陸を撮ったら、ひとまず撮影は切り上げよう」と思っていた頃、18番スポットからプッシュバックが始まりました。しかし、いつもと向きが違い、機首を北側に向けてプッシュバックが終わりました。誘導路上に何か障害があるという情報は耳にしていたので「ぐるっと向きを変えていつもと違ったルートで32Lに向かうのかな」などと思っていましたが、機体は静止し一向にその気配はありません。機首は明らかに14R側に向いています。「もしや・・・・」と思いながらATISを聞いてみるものの 32のまま。着陸機は32Lに引き続き降りてきます。するとRainbow777の後ろにもう1機やってきて、さらにもう2機やってきて、計4機が並びました。「?????・・・」。着陸機が一段落するとタワーから交信。「JapanAir 11X Cross 14L」。「えっ、14(・_・;)」そして「Japan Air 11X Taxi into Posion 14Right」。 「\(^o^)/14だー!!\(^◇^)/」初めてエアバンドから「14Right」という単語を聞きました。そこから先はもう興奮状態。相変わらず雨が降っていて傘をさしていたものの、濡れないようにさしてる場合じゃありません。「Cleard for Takeoff 14Right」のコール。「さぁ、来いっ」とカメラを構えます。Rainbow777がゆっくり滑走を始め、水しぶきを上げながらスピードを上げていきます。何枚かシャッターを押した後、一瞬レンズを見ると既にびしょ濡れ。「カメラが壊れてもいいから、この一瞬だけもってくれ〜」と願いながらシャッターを押し続けました。やがて機体は南の空へ消えていき「ふぅーっ」とため息をつきながらも、「やったー、ついに14のRainbow777を撮った〜」と頬がゆるんでいる自分に気がつきました。 上の写真は14に向かって静止しているRainbow777です。この時はまだ14かどうかは半信半疑でした。結局その時に並んだ4機が14からの離陸でその後はいつも通りの32に戻りました。14でテンションが上がってその後もしばらく撮影していましたが、相変わらずの雨で再びだれてきた頃、今度は関空クローズでノースとリゾッチャがダイバート。再びテンションがあがって、結局その2機が離陸する19時前まで撮影し、20時の便で東京に戻りました。 結局この日は終日雨でしたが、14とダイバートのおかげで忘れられない1日となりました。今度はなんとしても14の着陸を撮影したいものです。 |
2003.8.9 2003夏、到来
7月にEF400mm F5.6L EF20-35mm F3.5-4.5 EF28-105 F3.5-4.5 EF Extender 2X PB-E1といった機材を導入したものの、週末になると天気が悪く、しばらく宝の持ち腐れでしたが、夏本番になってこれらの新機材達がどんなRainbow777を切り取ってくれるのかとても楽しみです。 とくにEF400mm F5.6L。撮影機材のページやBBSにも書きましたが、以前からずっと欲しかったレンズです。レンズの構成枚数が6群7枚と少ないせいか、ファインダーをのぞいただけでもズームレンズとは違った世界を見せてくれます。驚いたのがExtender 2Xをつけた時です。開放F値がF11になってしまうためMFになってしまうのですが、今まででこれほどMFがしやすかったことはありませんでした。MFカメラを知らない私はこれまでMFでピントを合わせても、「おそらく合っているんだろうな」という認識でしかありませんでしたが、今回EF400mm F5.6LでMFをしてみて初めて「ピントを合わせる」ということを実感し、「ピントが合っている」ことを確信できるようになりました。MFの時代には当たり前のことだったのでしょうが、AFの時代になってファインダーへの光量が減ってきたなかで、「しっかり」とMFを体験できたのは感激ものでした。 ただ、MF経験がほとんど無い私には、飛んでいる飛行機にピントを合わせ続けることは至難の業で、できあがったポジを見てピンボケの連発に頭を抱えてしまいました。まだまだ精進が必要です。 上の写真は、EF400mm F5.6Lで撮影した写真です。こちらはExtenderをつけてないのでAFです。城南島ではこれまで何度も撮影した定番アングルですが、EF400mm F5.6Lのデビュー戦ということで記念写真のような気持ちで撮影してみました。機体がだいぶ薄汚れてきているので、このレンズならではの発色があまり発揮されていないのがちょっと残念です。 |
2003.7.21 あかつき埠頭公園
羽田の16Lのサークリングアプローチの際の、Rainbow777の左側を撮れる場所を城南島以外でずっと探していて、みなとヶ丘埠頭公園などにも行きましたが左側を撮るには手持ちのレンズでは結構遠く、やっぱ船に乗るしかないかな〜と考え始めていた頃、湾岸地域の地図を見ていてみつけました。ゆりかもめの東京テレポート駅から南に向かって徒歩20分。重い機材を担いでの20分はけっこうしんどいですが、道すがら頭上をサークリングアプローチしていく姿を楽しむことが出来ます。 この場所は江東VOR の北側に当たるため、必ず飛行機が通過しますので、シャッターチャンスを逃すことはありません。上の写真はそこから撮影した写真です。 公園の北側には木がありそこに隠れてしまうためサークリングの姿は撮れませんが、ターンが終わって着陸する直前を再び撮影できます。 ただ、結構距離があるので1000mm(!?)近くの焦点距離が必要になります。サークリング前を撮影するなら、午後が順光、着陸寸前を撮るなら午後、順光になります。 上の写真を撮影した日は、前日の天気予報では晴れの予報だったのに朝から曇り空。一日も早く梅雨が明けて夏の青空の下、新兵器EF400mmF5.6L&2倍エクステンダーで撮影したいものですが、どうやら梅雨明けは遅れそうな雰囲気。いったい いつになることやら・・。 |
2003.6.8 最近気になってたこと
幸いにも4月からのJJ新体制になってからも塗り替え機は発生せず、楽観視をしていましたが、5月の時刻表を見ていてひとつ気になる機材変更を見つけました。鹿児島全3便5/25〜6/2A300-600Rにて運航。これまでも重整備と思われる機材変更はちょくちょくありましたがせいぜい4〜5日。9日間の機材変更が何を意味するのか、深く考える間もなく「塗装変更」「レインボーシート撤去」の2つが浮かんできます。 最近機体の汚れがひどくなり、特にJA8978の右側は見るも無惨です。5月のJASの卓上カレンダーはRainbow777、真っ白な胴体に鮮やかな虹の帯、この姿は今はどの機体にも見られず、塗装変更が前提になっていることが明白でした。6/3になって鹿児島便の空席状況を確認すると機材がRainbow777に戻っています。果たして塗り替えがあったのか無かったのか。この日は平日なので当然仕事。もやもやした想いを抱えながらも、ある部分では覚悟を決めて、飛行機関連の掲示板等でどきどきしながら情報収集してました。 しかし2〜3日経ってもそれに関する情報はどこにも見受けられません。新塗装に関することは今ファンの間ではそれなりの関心事、ましてRainbow777の塗装変更となると私以外にも気にしている方は大勢いるはずなので何か動きがあればすぐに書き込みがあるはずです。しかし無い。この時点で決めた覚悟は捨て去りました。「おそらく塗り替えは無かったのだろう」という安堵感が80%と「もしかしたら平日なので誰も目撃していないだけなのかも・・」という不安感20%の心理構成に変わり、その20%の不安を払拭すべく7日の土曜日に羽田に撮影に行きました。 朝の8時過ぎに新整備場に到着。8時台は3便の出発と2便の到着があります。出発3機は目視にて無事を確認。レジをRainbow777時刻表に書き込みます。そして到着機、タワーとの交信を聞きながら到着の時を待ちます。C滑走路の方を見つめながら「Contact Ground・・」が聞こえてきた頃にいつもの尾翼が見えてきて一安心。これで4機無事。続いての到着便、同じ思いで待ちながらこちらも無事を確認。これで5機。残りは2機。場所を1番スポットのあたりに移動して熊本からの到着便を待ちます。この時は出発機を撮ろうとしていたので、エアバンドはA滑走路側を聞いていたので到着は目視のみ。C滑走路側から新塗装機が来るたびにドキッとしてカメラを望遠鏡代わりにのぞくと「A300じゃん」と安心した反面、どう見ても777-200の機体が来た時はレジが確認できるまで見つめ続けてRainbow777のレジじゃ無いことを確認して一安心。そして虹色の機体がやってきた時、ホッとしてシャッターを押しました。 これであと1機。朝の7時半に伊丹に向かった便のみ。これが羽田に帰ってくるのが10時半。次の撮影ポイントに移動しなくては行けないので、最後の1機の確認はしばらくお預けです。この便が再び羽田に帰ってくるのは13時半。この時点で6機無事。一番汚かったJA8978もその中に含まれていたので「もう大丈夫だろう」と楽観視しながら残る1機JA8979を待ちます。そして13時半。到着前に16Lから22へランチェンになったせいか少し遅れて到着したJA8979は、これまでと同じ姿で羽田に降りてきてくれました。 これで7機全部無事。\(^o^)/ それ以降は安心して日没まで撮影することができました。 しかし、帰りの電車の中で時刻表をあらためて見てみると、7.8月は大きな機材変更はないものの、6/10〜14までの5日間、鹿児島便が A300-600Rへ機材変更になっています。この5日間の目的は何なのでしょう。この間に何も無いことを祈るばかりです。 |
2003.4.12 2003年度スタート
今のところRainbow777の新塗装への噂は聞こえてきていないので、しばらくは7機揃ったRainbow777のまま撮影出来るかなと楽観的に思っています。 ただMD-90の黒沢塗装は7種類ある塗装が1機ずつ残るとの噂。この話が事実なら、是非ともRainbow777も何機か残して欲しいものです。 4月になってからはまだ撮影に行っていませんが、JAL便としての運航が中心になってしまった関係上、羽田でのスポットなどこれまでと勝手が違ってしまっているのでしばらくはとまどいそうな気がしています。また便名が変わってしまったのにも困りものです。これまでは「Airsystem 20x(10x 30X)」というコールサインがエアバンドから聞こえてくると、体がピクッと反応し、「よしっ」と気合いが入ったものですが 新しい便名を覚えなくてはいけなくなり、これまでのように体が覚えるのにはしばらく時間がかかりそうです。 そういうわけで1日も早く便名と時間帯を覚えられるように羽田用のRainbow777時刻表を作ってみました。 |
到着 | 出発 |
便名
|
出発地
|
時刻
|
目的地
|
時刻
|
便名
|
出発地
|
時刻
|
目的地
|
時刻
|
|
JAL102
|
伊丹
|
07:35
|
羽田
|
08:40
|
JAL103
|
羽田
|
07:30
|
伊丹
|
08:30
|
|
JAL354
|
福岡
|
07:25
|
羽田
|
08:55
|
JAS571
|
羽田
|
08:00
|
鹿児島
|
09:40
|
|
JAS300
|
熊本
|
08:00
|
羽田
|
09:35
|
JAL505
|
羽田
|
08:10
|
札幌
|
09:40
|
|
JAL106
|
伊丹
|
09:30
|
羽田
|
10:35
|
JAL359
|
羽田
|
08:30
|
福岡
|
10:15
|
|
JAL508
|
札幌
|
10:30
|
羽田
|
12:00
|
JAL109
|
羽田
|
09:30
|
伊丹
|
10:30
|
|
JAS572
|
鹿児島
|
10:30
|
羽田
|
12:10
|
JAL513
|
羽田
|
10:00
|
札幌
|
11:30
|
|
JAL110
|
伊丹
|
11:30
|
羽田
|
12:35
|
JAL111
|
羽田
|
10:30
|
伊丹
|
11:30
|
|
JAL364
|
福岡
|
11:00
|
羽田
|
12:35
|
JAL113
|
羽田
|
11:30
|
伊丹
|
12:30
|
|
JAL112
|
伊丹
|
12:30
|
羽田
|
13:35
|
JAL521
|
羽田
|
13:00
|
札幌
|
14:30
|
|
JAL514
|
札幌
|
12:30
|
羽田
|
14:00
|
JAS577
|
羽田
|
13:00
|
鹿児島
|
14:40
|
|
JAL114
|
伊丹
|
13:30
|
羽田
|
14:35
|
JAL117
|
羽田
|
13:30
|
伊丹
|
14:30
|
|
JAL118
|
伊丹
|
15:30
|
羽田
|
16:35
|
JAL369
|
羽田
|
13:30
|
福岡
|
15:10
|
|
JAL522
|
札幌
|
15:30
|
羽田
|
17:00
|
JAL373
|
羽田
|
15:00
|
福岡
|
16:40
|
|
JAS578
|
鹿児島
|
15:30
|
羽田
|
17:10
|
JAS579
|
羽田
|
15:00
|
鹿児島
|
16:40
|
|
JAL374
|
福岡
|
15:55
|
羽田
|
17:25
|
JAL119
|
羽田
|
15:30
|
伊丹
|
16:30
|
|
JAL128
|
伊丹
|
17:20
|
羽田
|
18:25
|
JAL381
|
羽田
|
17:30
|
福岡
|
19:15
|
|
JAL378
|
福岡
|
17:30
|
羽田
|
19:05
|
JAL533
|
羽田
|
17:55
|
札幌
|
19:25
|
|
JAS580
|
鹿児島
|
17:30
|
羽田
|
19:10
|
JAL383
|
羽田
|
18:00
|
福岡
|
19:45
|
|
JAL386
|
福岡
|
20:00
|
羽田
|
21:30
|
JAL137
|
羽田
|
19:00
|
伊丹
|
20:00
|
|
JAL388
|
福岡
|
20:30
|
羽田
|
22:00
|
JAS313
|
羽田
|
19:15
|
熊本
|
20:55
|
|
JAL534
|
札幌
|
20:30
|
羽田
|
22:00
|
JAL893
|
羽田
|
19:55
|
福岡
|
21:35
|
※03年4月13日の運航予定を元に作成しています。運航会社の都合により変更になる場合があります。 |
こうしてみると発着が集中している時間帯が結構あり3月までは3便連続出発だった13時台のゴールデンタイムが 4便出発のさらなるゴールデンタイムになりました。ただその反動からか14時台、16時台は少し暇になりますが、15時台、17時台は結構楽しめそうです。 上の写真は私が「Rainbow777としてのRainbow777」を撮影した最後の日の写真です。13時台のゴールデンタイムには新整備場の前のJASのスポットにRainbow777が3機鎮座していましたが、もうその光景は見られないのでしょうか。 |
2003.3.3 Rainbow777 Last Season
そこで、今回Rainbow777としての最後の季節をカメラにおさめるため、羽田に次いでRainbow777の発着が多い福岡と雪の千歳に往復Rainbow777に乗って足を運びました。 ・福岡空港 ・新千歳空港 今回の更新で福岡空港で撮影した写真をアップしました。また「番外編」としてついにRainbow777以外の写真も何枚かアップしてしまいました。(^^; |
2003.2.2 2003年度日本航空システム路線便数機材計画
すでにご存じの方も多いと思いますが、その内容のうち以下の2つは私にとってショッキングな内容でした。 1 札幌、大阪 福岡路線のJAL便への統一。 いずれも、統合の発表時から覚悟していた内容でしたが、新会社としての運航は2004年度からでそれまではJAS.JALとして運航を継続すると発表されていたので、2003年度中は安泰と思っており、
また昨年より始まった新塗装への変更もRainbow777へはまだ及んでいないため、JASのアイデンティティーとしてRainbow777は2003年度は残ると確信し始めていた矢先のことでした。 |
2003.1.19 マニュアル露出
先日撮影に行った際、ご一緒させて頂いた方の「生写真」を拝見させて頂きました。拝見した写真はどれも素晴らしい写真で、その写真を撮った時の状況、思い入れなど貴重なお話を聞くことが出来ましたが、その中で印象的だったのは露出についての話です。 光や被写体の状況を的確に読みとり、それを「見たままに写る」リバーサルフィルムに写しこむ。そうして出来上がった作品はAEで撮った写真とは一味も二味も違います。でもリバーサルフィルムは露出を間違うと失敗作だらけになるフィルム。そのリスクを避けるため私はこれまでAEを使ってきましたが、逆光や朝焼けや夕焼けの写真の出来に不満を持っていたのも事実です。 ということで、先日昼間のマニュアル露出に初チャレンジしてみました。その日の羽田は南風が吹く16Lアプローチ。夕方の城南島からは、夕陽をバックにアプローチする飛行機を撮影できます。14時頃まで京浜島で撮影してから城南島へ。 しかし、移動を始めた頃から空が曇り始め、どんどん空が雲に覆われていきます。「夕陽は無理かな」と帰ろうかと思いましたが、西の空を見ると雲の切れ間が見え、「あそこから夕陽が差し込むかもしれない」と信じて城南島へ向かいました。 着いてしばらくは曇り空で仕方なくAEで撮影していましたが、16時前になると先ほど見えていた雲の切れ間から光芒が差し込みはじめました。 マニュアル露出撮影開始です。やま2さんの「やま2流撮影術」の露出のページの内容を思い出しながら、光芒の一番明るいところをスポット測光。露出インジケーターがプラス2 1/3になるように露出を調整し、飛行機が来るのを待ちます。飛行機がやってきて機体を測光。マイナス2あたりです。プラスマイナス5に収まっているので、これならGOサインです。でも、肝心の光芒の部分の上を飛行機が通過していきます。(T T) 「今日は練習だから」と気を取り直して、ATCに耳を傾けるとすでにRainbow777がタワーとの交信に入っています。 そこであることに気づきました。この露出は光芒にあわせたものであって、他の場所で通用する露出ではありません。私はファインダーに見え始めてから見えなくなるまで欲張って撮影しているので、これでは光芒の部分しか撮影できない。Rainbow777の2機前の飛行機で他の場所での露出を何とか見つけだしたものの、切り替えがうまくいくかわからないので、光芒の部分の露出にあわせてRainbow777を待ちます。 「AirSystem 10X Clear To Land」 カメラを持つ手にいつもとは少し違った力が入ります。ファインダーの中の機体が光芒の部分に近づいてきます。そして光芒にさしかかった時シャッターを押しました。上の写真はその時の写真です。現像から上がってくるといつもは順番に見るのですが、今回はこのカットを真っ先に見ました。 致命的な失敗ではありませんでした。光芒も写っているし、一応機体のマーキングも黒くつぶれずに写っています。スキャンするとレタッチの技術不足のせいで機体のマーキングがかろうじて判別出来る程度ですが・・。でも、やはりアンダー気味なのでしょうか。Rainbow777以外の飛行機でも同様でした。もう少しオーバー目にすれば、マーキングもはっきり写ったのでしょうが、光芒が飛んでしまったかもしれない。これは経験を積むしかないですね。 これから、すべてマニュアル露出撮影というわけにはいかないまでも、こういった状況の時はチャレンジしていきたいと思っています。 |
2003.1.12 いい空は、青い。
飛行機写真を撮り始めるまでは「晴れ」と「曇り」という判断基準でしか空を見ていませんでしたが、撮り始めてからは「晴れ」でも雲一つ無い快晴もあれば、雲の間から太陽がのぞいている晴れもあれば、春の空のように霞んでいる晴れもあることに気づきました。 私個人としては、雲一つ無い快晴が好きです。写真としては雲があった方が絵になるかもしれませんが、抜けるような青空をバックに空を舞うのが飛行機の最も美しい姿だと思うのです。 今パソコンのディスプレイの上にJASのカレンダーがかかっています。1月の写真は真っ青な空を舞うRainbow777です。 年が明けてからここ数日、天気のいい日には連日「いい空」が続いています。通勤途中、仕事中、都心上空を西に向かって飛行機雲を吐きながら飛んでいく飛行機の姿をよく見かけます。それを見るたび、この空を撮影することの出来ないもどかしさに襲われ、週末の「いい空」を期待して週間予報に首ったけになってしう今日この頃です。 正月の2日に羽田に撮影に行きました。スモッグの少ない正月の空の色は普段とは少し違ってました。上の写真はその時撮影したものです。また、今回の表紙の写真のように、ディズニーランドや浦安のホテル群はもちろん、幕張メッセ、千葉まではっきりと見渡せる「いい空」でした。 しかし、その日は冷たい北風が吹き付け、寒さに震えての撮影でした。 「いい空は、寒い。」 |
2003.1.1 あけましておめでとうございます
今年も「at Runway〜虹を追いかけて〜」をよろしくお願い致します。 昨年の10月にこのページをオープンして、早2ヶ月半。多くの方のアクセスを頂き感謝感激しております。また、リンクを貼って頂いた方々にも厚くお礼申し上げるとともに、あらためて今年もよろしくお願い致します。 昨年は私にとってとても充実した1年になりました。念願だったホームページをオープンして、これを通じて多くの方とふれあうことが出来、また機材面でもEOS-3やEF100-400 F4.5-5.6L IS USMを購入し、遠征も伊丹5回、千歳2回行くことが出来ました。やり残したことをあげればきりがありませんが、十分満足できる一年でした。 今年は、今までやり残したこと、技術的に出来なかったこと、心底納得できる写真を撮ること、このページを一層充実させること、等々課題が一杯です。これらの課題を一つ一つクリアしていって、また来年も新しい課題を見つけられたらと思っています。 上の写真は前回に引き続き、EF100-400 F4.5-5.6 IS USMのデビュー撮影時の写真で、このレンズで撮影した2番目のRainbow777です。新年らしい写真ではありませんが、新年ということで一応さわやか系にしてみました。 エクステンダーをつけたので、開放F8ですが、前回の写真と比較すると周辺光量の低下は起きていません。 まだまだ、このレンズについては試行錯誤の連続ですが、1日も早く自分の道具にしたいものです。 今回から「虹への想い2003」とタイトルを変更し、昨年までのページは「虹への想い2002」として別ページにしました。右上のリンクからご覧になれます。 |