2012.9.7 おめでとう。さようなら。ありがとう。
EOS-1D MarkIII EF24-105mm F4.L IS USM
20012/4 JA009D 機内
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9月7日、今年もこの日がやってきました。今日で丸7年。あの日の記憶と、日々の暮らしの7年前を比較してみると、自分の中では明らかに色褪せ方が違う。
今日からまた8年目が始まる。来年も色褪せることなくあの日の記憶を大切に守っていきたい。
毎年、この日にこのページを更新して(苦笑)いろんな想いを綴ってきたが今年はこれまでとは違う現実をかみしめて今日を迎えた。JAL塗装に変更されてからレインボーセブンのキャビンはあの当時のままだったが、今年に入って急速にJAL仕様のシートへの換装、新鶴丸塗装への変更が進んで今のところ残るは2機になってしまった。
これまでは同じ777でもシート配置が異なるため予約ページ判別ができて、狙いうちで撮影したり予約することができたが、それももうこれからはできなくなる。
一年前のこのページで「卒業写真」という言葉を使ったが、今の現実を目の当たりにすると別の意味での「卒業」という言葉が浮かんでくる。
これまでキャビンはRainbow777の頃と変わってないこと、それは自分にとっての救いだったのかもしれない、甘えだったのかもしれない。しかしもうそれすらなくなってしまう時がやがて来る。その現実を受け止めるよりどころを探してみると「卒業」という言葉にたどり着く。
こじつけと思われるかもしれない。でも今日だから許して欲しい。
今日だから言える、「贈る言葉」。
7年前の卒業、君は虹の制服を脱いだ。
そして今年の卒業は真新しいスーツを着て、
組織の一員として新たな一歩を踏み出す。
もう今までみたいには会えなくなるね。
だから僕も今年卒業する。
撮影をやめるわけじゃないよ。
君と過ごしてきた時間、君を見つめてきた時間、
その間に見落としてきたものがあるかもしれない。
これからそれを探しに行く。
偶然出会った時にはよろしくね。
そんな時、新たな君を見つけられたらいいな。
今日の日に
おめでとう。
さようなら。
ありがとう。
しあわせになれ。
今日の日に、この歌を贈ります。SDN48 負け惜しみコングラチュレーション
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2011.9.7 7年目
EOS7D EF24-105mm F4.L IS USM
20010/9/20 JA007D 機内ギャレー
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お正月やクリスマス・誕生日などと同じように、年に一度やってくる9月7日。年に一度のこのページの更新日です(笑)。
今日であの日から7年が経ちました。例年通りあの日の時間を追いながら今日一日を過ごしました。でも記憶は変わってないのにまわりの環境は大きく変わっています。
JASを合併したJALは経営危機ののちいったん倒産し、その影響もあってJAS時代からのA300-600R、MD-81、MD-87が退役し、フラッグシップだった747-400までも退役してしまいました。
過去をそぎ落とされるような気持ちで退役後に塗装を落とされた写真、売却フェリーフライトの写真を見ていましたが、その時思ったことがある。Rainbow777だった機体たちはまだ残っていること。
それどころが幹線を現役バリバリで飛んでいる。 退役してしまった機体に接していた人、愛していた人に比べれば自分は幸せなんじゃないだろうか。今でも羽田に行けば塗装は変わってしまったものの必ず見ることが出来る。しかし退役してしまった機体はもはや記憶の中にしかいない。7年前の自分以上に悲しみにくれた人たちがたくさんいたことを今になって実感しています。
今になって考えればRainbow777たちのぐるぐる塗装は学生時代の制服だったのかもしれない。塗装が変わったのは学生時代の終わり。今はしっかりと会社の屋台骨を支える存在になってくれていると考えれば何かうれしくなってきます♪。7年前の今日はRainbow777からの卒業式。その場に立ち会えて「卒業写真」を撮影できたことは、いつまで経っても自分の誇りであるとともに、自分にとってもひとつの時代の卒業の日でした。
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2010.9.7 記憶の虫干し
EOS-1D EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM F8 Tv 640 ISO200
2005/9/7 羽田空港 出発ロビー
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時計の針が0時をまわり、年に一度のお正月やクリスマス、誕生日と同じようにこの日がやってきた。
9月7日、このページの更新の日(爆)。
今日であの日から5年が経った。今年も平日、日常と変わらず淡々と過ぎて行くだろう。 でも年に一度、時計を見るたび「あの日の今頃は…」と思いながら過ごす日。
葛藤が満足に変わった時系列を追いかけながら一日を過ごしたいと思う。
この5年で変わったことをあげればキリがない。でも過去は変わらない。 増えもしなければ減りもしない。記憶も写真も。
忘れる、なくすと言うことは人間である以上避けられない。でも「大切に」していれば避けられるはず。
だから今日は年に一度の、あの日の記憶の虫干しの日。これから先も9月7日を変わらぬ思いで過ごすための。
9月1日〜9月29日まで福岡空港にて「ひこーきnet空の日写真展」が開催中です。 今回も出展させていただいています。私の現状の写真を(謎笑)。
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2009.9.7 年に一度の更新ですが(笑)
EOS-1D EF135mm F2L USM M F2 Tv 100 ISO1600
2005/9/7 羽田空港 出発ロビー
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9月7日、今年もこの日が訪れた。
毎年、2005年の今日のことを思い出しながら過ごすこの日。今日で4回目になる。 今、ちょうど台風が日本列島に接近しつつある。上陸のおそれは無いようだが、テ
レビで台風情報を見るたび4年前の葛藤とシンクロするものがある。台風シー ズンでもある9月、このシンクロは台風のたびに繰り返されるだろう。
先月、JALの747-300が退役した。盛大なラストフライトの模様はニュースでも報 道され、下地島へのチャーターフライトも実現した。また、昨年の鶴丸塗装の消
滅、MD-87の退役の際にもイベント的な盛り上がりを見せた。
別にひがんでいる わけではないが、見るたびに「なぜ?」という思いにかられる。確かに歴史がそれほど あったわけではないし、統合後JASのカラーを早く消したいという思惑もあっ
たかもしれない。このことをもっと突き詰めていくと、現在のJALの状況まで話 が及んでしまうので割愛するが、複雑な想いでニュースを見ているのは私だけで
あろうか。
反面、あの日最後まで一人で見送ったJA009D。千歳から到着後、整備地区までトー イングされていくシーンがRainbow777の退役セレモニーだったとすると、そこに立ち会えた自分を
誇らしくも思う。最高に悔いのない形で過ごすことができたあの日。4年経って も色あせぬままの気持ちで今日を過ごすことが出来たことを嬉しく思う。
また来年の今日まで「夢」を信じながら過ごす一年が始まる。
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2008.9.9 2008年9月7日
EOS-1D MarkIII EF400mm F2.8L USM II Extender 1.4xII
絞り優先F4 Tv 1/1000 ISO200 2008/9/7 羽田空港 ビッグバード
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EOS-1D MarkIII EF70-200mm F4L IS USM M F4 Tv 1/30 ISO1600
2008/9/7 羽田空港 ビッグバード |
もはや年次更新になりつつあるこのページです(笑)。
9月7日、今年もこの日がやってきました。3年前のこの日、Rainbow777の最後の日。もうこたわっているのは自分しかいないかもって思いながらも、自分にとっては特別な日です。
今年は初めて日曜に重なり、また成田でのルーク・オザワさんのセミナー、撮影会とも重なってしまったが、撮影会は午前中に終わるのでその日に009Dが入っていれば成田から羽田に行くつもりでいた。
撮影会の合間や終了後に久しぶりに7J2の運航状況を調べて、009Dが入っていることを見つけ出した。降りが千歳からの525便16:30着、折り返しの上がりが函館行きの1167便17:25発。成田からリムジンバスに乗り羽田に向かいデッキに向かう。着いたのは16時過ぎ。少し時間が早いものの、エアバンドをアプローチに合わせる。こうしてアプローチに入ってくるのを待つのもあの日以来。
やがて「TokyoApproach JapanAir525 Spot18」が耳に聞こえてきた。18番スポット、あの日最後の羽田離陸の際に旅立っていったところ。そしてあの日千歳に向かって飛び立ち、千歳から羽田に帰ってきた。そんなあの日との共通点、偶然なだけかもしれないことにさえも嬉しくなってしまう自分がそこにいた。
やがてタワーに引き継がれ34Lへの着陸許可が出る。風はやや南寄りだが、積乱雲のせいか34アプローチになっていた。海の向こうから777が見えてくる。「あれだ!」。重いヨンニッパを手持ちでフェンスに押しつける。腕がちぎれそうに重い。でも離さない、ブラさない。そんな思いで着陸を撮り続けた。そして誘導路へと向きを変える。かつては向きを変えると全く違った表情を見せた機体が今は左右対称。寂しさを覚える瞬間。009Dは18番スポットを目指す。
このスポットはデッキからだとちょっと撮りにくい。おまけに手前にジャンボがいる。でもスポットインしてエンジンが止まるまで何とか撮りきった。 ヨンニッパを置いて「ふうっ」とひと息。腕はだるいけど心地いいひとときだった。
次は1時間後の上がり。滑走路は16に変わっていたのでフェンス越しに離陸を撮れると思っていたところ、突然の稲妻、雷鳴、そして大雨。一瞬にして変わった天候に空港は沈黙してしまった。ATISを聞いても訳のわからないことを言っているし、タワーも沈黙。グランドスタッフの姿も見えない。稲妻から雷鳴まで間があるので、近くに落ちてはいないようだったが閃光と轟音のたび肩が持ち上がった。こうなる前からデッキの屋根があるところにいたので被害は全然無かったので、離陸を待つまでの間稲妻狙いで撮影していたが、どこに落ちるかわからないので、ヤマを張って構えていたら何枚か撮れたのが嬉しかった。
そうこうとしいるうちに定刻の17:25が過ぎ雨は小降りになり着陸機が降りて来始めたが、出発機が動き出す気配はまだない。滑走路は再び34に変わり、ここから離陸を撮るのは無理になってしまいちょっと意気消沈してしまったが、今日ここにきたのは「9月7日に009Dを撮ること」。ひたすら待つことにした。
そして18時前、009Dのビーコンが点滅を始めプッシュッバックの始まりを告げる。稲妻撮影の時点からレンズは防滴の70-200mm F4L ISに変えていたので、フェンスの穴からレンズを突き出す。あたりはもうすっかり暗くなっていて夜な夜なモード。焦点距離的にアップは難しいが今日日の009Dが目の前にいる。今、撮影しているだけで満足だった。エンジンが始動し、グランドスタッフが手を振り009Dは雨のタクシーウェイを34Rに向かって進んでいく。ターミナルビルの影に見えなくなるまで、ファインダーをのぞき続けていた。
カメラを置いた。雨の夜は好きなので今日じゃなかったらまだ撮影を続けていたことだろう。でも昨日、今日の成田、そしてついさっきまでの羽田で満足感で一杯だった。雨に濡れたレンズとカメラを拭いてバックにしまい、疲れているけど軽い足取りで帰り道についた。
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2007.9.7 I
have a Dream
EOS-1D EF135mm F2L USM M F2 Tv 1/125 ISO1600
2005/9/7 羽田空港 出発ロビー
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I have a dream
いつの日か虹が再び大空を舞う日が来ることを。
I have a dream
いつの日か頬をゆるませて虹を見つめる日が来ることを。
I have a dream
いつの日かあの日々と同じときめきで
虹にカメラを向ける日が来ることを。
I have a dream
いつの日かあの日々にやり残したことを
すべてやりどける日々が来ることを。
現実的に考えれば叶わなくて当然の夢かもしれない。
でも叶うと信じている限り可能性はゼロにならない!
って、自分に言い聞かせている。
あの日から持ち続けているこの夢。
「いつの日か」を信じる日々が始まって2年が経った。
あの日の満足感が育んでくれたこの夢。
これからも「いつの日か」を信じて大切に育んで行く。
I have a dream
だからあの日々から続く今の歩みを止めない。
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2006.9.7 あの日から
EOS-1D EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM 絞り優先F8 Tv 1/640
ISO200
2005/9/7 関西国際空港 展望ホール
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今日で1年が経ちました。この文章を打っているのはは9月6日の夜。
去年の今ごろのこの時間は台風情報に耳を傾けながら、明日のことを葛藤していた頃。
一年前のことですがあの時のいらだちと、高鳴る鼓動と、もやもやは今でも自分の中で再現できるほど しっかり覚えています。1年前のこの時間、翌日があれほど素晴らしい日ななるとは思ってもいませんでした。
ただ後悔だけはしたくないの想いでいっぱいでした。寝付きの悪い夜を過ごして迎えた翌日のことは Final Dayにつづられている通りです。
あれから1年、あの日のこと思い浮かべない日はありませんでした。あの日の充実感と満足感は今でも自分の糧になっています。
正直やり残したこともいっぱいあります。ああしておけば良かったと思うこと、ああしてみたかったなどなど挙げればキリがありません。でもそれらが今になっても「後悔」になっていないのは、あの日の充実感があってこそ。それが「後悔」に昇華するのを妨げているのだと思ってます。理屈っぽい話ですが・・・(^^ゞ。
話は少し変わりますが、先日映画「シムソンズ」のDVDを見ました。トリノオリンピックのカーリング日本代表チームの試合にはまってしまった自分は
試合がある日は夜中までしっかり見てしまい、さらには同じ頃に上映されていたカーリングを題材にしたこの映画も、レイトショーでしかやっていなかったのにもかかわらず、映画館まで見に行ってしまったほどです。
この映画の中に一つ印象的なセリフがあります。
「絶対に後悔しない今にしよう!」
このセリフを聞いた時、あの日の自分を思い出しました。「どんなことがあっても、どんなことをしてもその姿を残そう、悔いの無い形でその日を過ごそう」と決めていたあの日の自分。このセリフが心に響きました。
「絶対に」なんて言うと失敗しないように守りに入ってしまったり、ガチガチに緊張してしまったりする姿を想像してしまいがちですが、そういう意味ではありません。詳しく述べると映画のストーリーをばらすことになってしまうのでこの程度にしておきますが、映画のクライマックスとあの日の自分をだぶらせながら、もう6回ほど見てしまいました。機会があれば是非見てみて下さい。
最後に去年の9月から24000近いカウントを数えています。新作や大幅な更新が無いページにも関わらず、1年間訪れて下さった皆さんにお礼申し上げます。これからも似たような状況かもしれませんが、このページは引き続き存続して行くつもりですので今後ともよろしくお願いいたします。1年が経ち新ネタもボチボチ始めていこうかなとも思っていますので、長い目で見てやって下さいね(^^)。
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2006.6.27 夢を見た
EOS-3 EF300mm F4L USM x1.4Extender 絞り優先F5.6 E100VS
2005/8 羽田空港 城南島
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なぜ自分がその場にいたかはわからない。
そこは空港では無かったような気もする。
ふと見上げた空にRainbow777の左側が見えてきた。
「なぜ?、復活したの?、そんな話聞いてない!」
パニックになりながらも、虹の機体を目で追っていた。
引き続いてのシーンはおそらく空港。
まるでクレーンにぶら下げられているように、
機体を右から左へ動きながらと見下ろしていた。
その時レジを見た。
JA4410?
そんなレジありっこない!
そこで目が覚めた・・・。
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2006.3.18 JA009D
EOS-1D EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM 絞り優先F8 Tv 1/250
ISO200
2006/3 羽田空港 城南島
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久しぶりに009Dに会った。
あの日からすでに半年、今の姿になって5ヶ月。
復活を見届けた時にピカピカだった機体にも、
汚れが見え始め 時が過ぎたことを実感させる。
もうこの姿で何度空を舞ったのだろうか。
その答はわからないけど一つだけ言えることがある。
まだまだ虹の姿の方が圧倒的に多いってこと。
そう思うとなんだか嬉しくなっしまう自分がいた。 |
2006.2.26 賭けてきたもの
CONTAX RTSIII CarlZeiss TeleTessar 300mm F4 MutarIII
x1.4
絞り優先F5.6 RVP100 2006/2 羽田空港 ビックバード
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ここに来たのは久しぶり。
目の前にはかつて自分が賭けてきた機体がいる。
時間、お金、情熱を注ぎ込んできた。
時が過ぎ、今や姿は変わってしまったものの、
あの頃と同じ機体と対峙している。
プッシュバックが始まり、機首が顔をのぞかせた時、
「久しぶり〜、元気だった?」
そんなつぶやきが聞こえた気がした。 |
2005.12.5 December
夏の風か吹いた日
EOS-1D EF400mm F5.6L USM x1.4Extender 絞り優先F8 Tv
1/2500 ISO200
2004/12 羽田空港 城南島
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このタイトルに見覚えがある方もいらっしゃると思います。今年の1月名古屋で行われた写真展に私が出品した写真のタイトルです。この写真を撮った日は2004年12月5日。ちょうど1年前の今日です。
詳しい気圧配置は覚えていませんが猛烈に発達した低気圧のせいで、あちこちで荒れ模様の天気になりました。北海道は大雪で千歳が閉鎖になったかと思えば、関東は強い南風が吹きこの日の東京の最高気温は24度。12月とは思えない夏を思わせるような日でした。といっても12月の空の澄んだ空に強風、ゆえに視程が素晴らしく絶好の撮影にはもってこいの日。着陸滑走路は22、一路城南島に向かいました。朝方まで激しい雨が降っていたせいもあってか城南島は人もまばらで、この時期には珍しい22での撮影に心躍り、強風に飛ばされそうになりながらも印象的な写真を多く撮れた1日でした。
某写真誌のフォトコンで入賞した写真もこの日撮影したものです。12月とは思えない、夏でもめったに見かけない入道雲。あの雲だけでこの日の季節はずれの天気が想像できると思います。そして左の写真もその日撮影した写真。フォトコンの写真の40分前に撮影したものです。入道雲が成長し始めた頃でまだ機体と絡めることが難しい位置だったので、無理やり機体を押し込んだ構図になってしまっています。ちょっと驚きなのがエンジンから煙が出ているところ。強風ゆえに着陸直前でもエンジンを吹かしていたのでしょうか。
結局この日は日没まで22でした。日没前の澄んだ夕焼けの空に飛び込んでいく光景にシャッターを押す回数も増えましたが、心残りなのがこの時間帯にRainbow777が入っていなかったこと。でもこの日は青空から始まり入道雲、そして夕焼け空と1日中見事な空の中で過ごすことができ、今まで撮影してきた中で一番印象的な日です。
あれから1年。この冬はあの日のような空を見せてくれるのでしょうか。
冒頭で写真展のことに少し触れましたが、今年も開催されることになり、私も参加させて頂くことになりました。今回は成田空港アートギャラリー。展示期間も長くなり、例年通り多くの方の力作が展示されます。初の関東地区開催になりますので、これまで足を運べなかった方も是非ともご来場下さい。
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2005.8.30 フィルムで残そうレインボー
その2
EOS-3 EF300mm F4L USM Extender 1.4x 絞り優先F6.3 Fortia
SP
2005/8 羽田空港 ビックバード
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前回に引き続いてフィルムの話題。
最近使っているのはフジのフィルム。以前はもっぱらKodakのE100VSを使っていましたが、仕上がりの色が想像できてしまうので気分を変える意味でベルビアを使い始めました。E100VSよりさらに個性的なこのフィルム、夏の景色を色鮮やかに再現してくれます。そして更なる刺激を求めて、ベルビアよりももっとえげつない(笑)発色をすると評判のフォルティアを使ってみました。
白がマゼンダ寄りに出るとか、白飛びしやすいので多少アンダー気味に撮った方がよいとか使い方にちょっとクセのあるフィルムのようです。発売されたのが春先で花の撮影を意識して作られたフィルムのようなので、飛行機向きとは言えないようですが(じゃあどれが飛行機向きなんだって突っ込まないように・・・)見たことが無い発色を求めて早速使ってみました。
左の写真がそれ。原板ほどの色の鮮烈さはスキャナーの限界なのか、レタッチの腕なのか表現できていません。でもくすんでしまった機体の色が少しは蘇ったような気がしてます。就航当時にこのフィルムがあったらどんな色になっちゃったんでしょ。
今回のトップページに載せた写真もフォルティア。5本パックを買って残りあと3本。どんな絵を写してくれるのか楽しみです。あとは週末の好天を祈るだけですが、あまり良くない予報(;
;)。いい方に外れてくれるといいのですが・・・。
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2005.8.22 フィルムで残そうレインボー
EOS-3 EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM 絞り優先F8 ILFORD XP2
2005/8 羽田空港 ビックバード
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この夏で飛行機写真を撮り始めてはや4年が過ぎました。その間航空業界を取り巻く状況が大きく変わり、4年前には当たり前だったことが、今となっては全く当てはまらなくなってしまっています。
カメラの世界もこの4年間で大きく変化しました。デジカメが急速な勢いで普及し、価格競争の激化からカメラメーカーの体力勝負の様相にになり、各メーカーは利益率の高い一眼デジカメの開発、販売に力を入れています。
私もその流れにのり去年の夏、一眼デジカメを導入し(といっても中古で買ったのでメーカーの利益には貢献してませんが・・・)1年が過ぎました。デジタルの利点としては、フィルム・現像代がかからない、結果がすぐわかる、RAWで撮っておけば後で補正できるとフィルムとは正反対の利便性を持っています。この1年間この利便性を最大限に享受してきました。
撮影から帰ってきてから、一通りのデータに目を通し、気に入った写真はRAW現像をして保存していましたが、その過程でどうも思った通りの色にならないことが多々あり(単なるRAW現像とレタッチの腕不足ですか・・・)、そんな時ふとポジフィルムの鮮やかな色を思い出しました。露出さえ間違えなければ約束された色になるポジフィルム。デジタルの利点とは正反対のポジフィルムですが、その約束された色は去年までの自分が3年間つきあっていたもの。残り1機となったRainbow777の姿を初心に帰る意味でも、また撮影した瞬間に写し込まれた目に見える形でも残しておきたいと思い、最近ポジフィルムでも撮影しています。
題して
「フィルムで残そうレインボー」。
36枚という限られた枚数の中での露出や残り枚数を気にしながらの撮影、現像が上がるまでの緊張感、そして現像が上がった時の歓喜や落胆。デジタルでは味わえない撮影の楽しみをここに来て再び思い出しています。
もちろん、これからもデジタルも撮影には持っていきます。時間帯やシチュエーションによって使い分けていくつもりです。1機になってしまった今、与えられた時間をきっちりと残していきたいと思っています。
左上の写真は久しぶりにモノクロフィルムで撮ってみました。カラーを後でモノクロにすることは簡単にできますが、モノクロフィルムをカメラに入れた瞬間から、色を意識しない撮影が始まります。構図を考えながら、モノクロの仕上がりを考えながらの撮影も面白いものです。
また今回、トップページにRVP50で撮影した写真を載せてみました。ISO50と使いにくいフィルムですが、色鮮やかさは群を抜きます。RVP100がすでに発売されていますが、ISを信じてあえて50の方を使ってみました。これまではE100VSを使っていましたが、こうした夏のあざやかな空にはRVPがお似合いですね。
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2005.8.2 2005夏到来
EOS-1D EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM 絞り優先F5.6 Tv 1/160
ISO250
2005/7 羽田空港 ビックバード
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7月31日、久しぶりに羽田に行った。前日の予報は曇り。梅雨が明けても週末は天気が悪く夏の空はまだ拝めていなかった。その日朝目覚めると日が射しており夏のそらの予感。昼間の用事を済ませて空港に足を運ぶ。
もはや1機となってしまった今、羽田で降りと上がりを撮ることは
難しい。この日滑走路は16。流通センターの駅のそばで軽く降りを撮ってから、羽田に向かった。
ビックバードのデッキに着くとすでに9番スポットにJA009Dがたたずんでいる。 ここからだとマスク顔の機首は見えない。夕陽に照らされ始めた尾翼を見つめながら、デリバリーに耳を傾ける。やがて「Japan
Air 1733〜」の交信が聞こえてきた。「Contact Garoud〜」の交信が終わると同時に周波数を切り替え、カメラのスイッチを入れる。カメラの設定を再確認しているうちに聞こえてきた「Request
Pushback」の声と同時に腰をあげカメラを構え、フェンスの穴にレンズを突っ込む。やがて機体は静かに動き始め、マスク顔の機首が姿を見せる。痛々しさを感じながらもシャッターを押し始めた。この気持ちの昂ぶりを感じるのは久しぶりだ。プッシュバックが終わり、グランドスタッフに見送られながらタキシング開始。淡々と進む離陸へのステップをカメラに収める。
やがて機体が遠ざかり3機ほどの離陸待ちの後「Clered for Takeoff」動き始めた機体をひたすらレンズで追い続け息を止めながらシャッターを押す。やがてエアボーン、そして空へと上っていく。ファインダーに映る機体が小さくなった頃、カメラから顔を離し、大きく息を吸い込んで深呼吸をした。いつもと同じおいしい空気だった。
この夏あと何度この空気が吸えるだろうか・・・。
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2005.5.22 ふたすじの涙
& なんじゃこりゃ〜 〜 JA009D
EOS-1D EF300mm F2.8L USM III Extender 2xII 絞り優先F9
Tv 1/500 ISO200
2005/4 羽田空港 城南島
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EOS-1D EF300mm F2.8L USM III Extender 2xII 絞り優先F8 Tv 1/1250 ISO200
2005/5 羽田空港 城南島 |
JA009Dは一部の間ではこう呼ばれています。
「涙目レインボー」
右側のコックピットの窓の下あたりに白く塗り直された部分があるのが左の写真でもわかると思います。
涙目になったのは去年の春先頃でしょうか。ちょうどJA8977が塗り替えられた頃です。この涙はその頃流した涙なのかもしれません。
そして最近もう一筋の涙が加わりました。白い部分の真ん中にもう1つの筋が流れています。JA007Dが塗り替えられ、虹塗装はもはや2機。仲間が減ってしまったことが悲しくて流した涙なのかもしれません。
そして、JA009Dに最近もう一つ変化が加わりました。左下の写真、5月21日に撮影したものです。なんとレドームにJALの旧塗装のものが付けられています。撮っている時始めはわかりませんでしたが、近づいてくると、なんか機首の色が変、なんじゃこりゃ〜って感じで、よく見てみるとJALの機体の使い回し。さしずめ「花粉症レインボー」ってとこでしょうか(笑)。
まぁ、急いで交換したのでしょうからJALのを使ったんでしょうし、逆を言えばRainbow777用のレドームはもう残っていないってことなんでしょうね。既にJAS塗装は既存不適格ということをあらためて思い知らされた気がします。しばらくすると、この現実を知ったJA009Dの機体にもうひとすじ涙が加わっているかもしれません。
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2005.4.20 卒業写真
〜 JA007D
EOS-3 EF300mm F2.8L USMIII 絞り優先F4 E100VS
2005/3 羽田空港 城南島
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EOS-1D EF100-400mm F4.5-5.6 IS USM 絞り優先F8 Tv 1/1250 ISO200
2005/4 羽田空港 城南島
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2005年3月。君は卒業の月を迎えた。
生まれてからずっとまとってきた
虹の衣を脱ぐ時がやってきた。
思えば君にとってのレインボーセブンは青春の日々。
もう2度と戻らない青春の日々。
君は夢中で駆け抜けてしまったかもしれないけど、
君のその姿は多くの写真に刻んでおいたよ。
2月の千歳では3日間とも来てくれてありがとう。
1月の伊丹で会えたのも君だったね。
今、こうしていると君との日々がたくさん蘇ってくる。
そして最後に会ったのが城南島。
何度も君を撮った思い出の地。
とひぎっきりのレンズと、付き合いの長いカメラで
撮ってみた君の卒業写真。
ありきたりな写真だけれど、お互い大切な1枚として
いつまでも綴っておけたらと思っています。
今、入学写真を添えて、君の未来に送ります。
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2005.3.13 サンニッパ
EOS1D EF300mm F2.8L USM III Extender 2xII 絞り優先F5.6
Tv 1/160 ISO200
2004/12 羽田空港 P3
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去年の暮れ、久しぶりに望遠レンズ買っちゃいました。あこがれの大砲「サンニッパ」。
EF400mmF5.6Lを買った時「もうこれ以上のレンズとなると買えないな」と言い聞かせ最後の望遠レンズのつもりでした。その間、短いレンズはちょこちょこ買ってましたが、望遠は手が出ず、カメラ屋や他の人が使っているのを指をくわえて見てる日々が続きました。ところがある撮影ポイントとの出会いがきっかけで、メチャクチャ大砲が欲しくなってしまったのです。
その場所は名古屋の写真展に出品した写真の多摩川河口ポイント。ここは機体までの距離が結構あり最低でも800mmは欲しいところ。その当時の手持ちのレンズでの最長焦点距離は1D+400mmF5.6+エクステンダー2倍で1040mm。距離的には十分ですが、開放F11でのMFは厳しいものがあります。この場所は午後順光となるのですが早めの時間は陽炎が出てしまい、撮り時は夕日に染まり温度も下がってきた夕方です。
暗くなってからのF11でのMFはピントが合っているかわからず、シャッター速度もきつく、ここでのファーストショットは玉砕です。400mm+2倍はあきらめてAFの効く300mmF4+2倍で撮影した写真を写真展に出品しましたが、
もっと機体を大きく撮りたいと思い悩んでいた時、カメラ屋のページで出物のヨンニッパを見つけてしまいました。多少難ありで旧型なのでヨンニッパとは思えない値段。でも金額だけで見れば結構な額。どうしようか1日思い悩んで
「えーいっ、買っちゃえっ」とカメラ屋に電話したら「売れちゃいました〜」(;;)。電話する時点ですっかりその気になっていて金の算段も付けていたので、何だか蛇の生殺しのような気分。代わりのものを探しても同等のヨンニッパは見つかるわけなく、あるのは400mmDOやゴーヨンゴ。しかしこれはさすがに手が出ないのでもうあきらめようかと思っていた時見つけたのが、出物ヨンニッパと同じ値段のサンニッパ。
「100mm短いけど、2倍エクステンダーつけてもF5.6と十分明るい。」
「10D買えば960mmで1D+ヨンニッパ+2倍エクステンダーとあまり変わらないじゃん」
などと自分の中でどんどん盛り上がっていき、念願の大砲サンニッパをついに手に入れたのでした。同時に10Dを買い、エクステンダーをII型に買い換えました。
1度だけ知人のサンニッパを使わせてもらったことがありましたが、自分のものとなるとやはり気分が違います。ずっしり来る重さが心地よいです。といっても手持ちするだけの腕力は無いので三脚・一脚使用ですが(^^;。
写りについては私なんぞがどうこう言うレンズではありません。「サンニッパ様」とただ崇めているだけです。2倍エクステンダーを付けても、マスターレンズの性能が飛び抜けているので、多少眠くなる程度で十分許容範囲です。
また開放F5.6なのでF8くらいまで絞れるのが嬉しいです。私の場合F8をベースにしているのでこの1段の余裕が有り難く、状況によっての使い分けも出来ます。
サンニッパを買ってから撮影に行く時の荷物は倍以上になりましたが、それが全く苦にならないレンズ。残されたRainbow777との日々をこのレンズとともに過ごしていきたいと思っています。
左上の写真はサンニッパを買って2度目の撮影の時。この日は冬至の少し前。6:30の千歳行きを撮影するため出勤前に羽田に行き撮影した写真です。960mmでもF5.6、この焦点距離、明るさが無いとこの状況での撮影は難しかったと思います。まさに「サンニッパ様、様々」の写真といったところでしょうか。
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2005.3.6 好きのエネルギー
EOS1D EF70-200mm F4L USM 絞り優先F5.6 Tv 1/2500 ISO200
2005/3 羽田空港 ビッグバード
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好きのエネルギーには何も敵わない。
昔読んだ恋愛関係のエッセイにこんな一節がありました。1月の写真展の時、最近撮影に行くたび、このフレーズを思い出します。
好きなことのためなら、何でも出来る。恋愛でも趣味でもこのエネルギーのパワーは絶大なようです。
私がこの趣味を初めてもう3年半が経ちました。これまで私も多くの趣味を持ってきましたが、この趣味がこれまでの中で一番ハマっています。
行動にしても、お金にしてもそうです。先日3日間の北海道遠征に行きましたが、そのことを他人に話すと「それだけのために???」
と言う人が多いです。一般的な目で見れば確かにそうかもしれません。でもどう思われたって構わない。自分が好きでやっていることだし、わかってもらおうとも思わない。
冷静な目で見れば盲目的になっているのかもしれませんが、これこそが「好きのエネルギー」なのだから。
待ち望んだ時が来てファインダーをのぞいている時の緊張感。息もせずにシャッターを押し続け、撮り終わったあと深呼吸をした時の充実感。
どれも時間にしては短い時間ですが、その瞬間のエネルギーが放つ熱気はその時撮った写真とともに、いつまでも冷めることなく残り続けます。
1枚撮るたびに積み上がっていく瞬間。今日もまた積み上げるために空港に足を運びます。
左上の写真は先日の羽田空港での一コマ。JAS時代は当たり前の光景だったかもしれませんが、残3機となったこの時期に見れるとは思っても見ませんでした。
並んだ瞬間の胸のときめきはなんだか懐かしいものがありました。
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2005.1.16 ひこうきnet写真展
EOS1D EF135mm F2L USM M F2 Tv 1/60 ISO1600
2005/1 名古屋空港 GPホールド
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2005年1月8.9日に名古屋空港のそばの豊山町社会教育センターで「ひこうきnet写真展 おわり名古屋でやろみゃ〜か 2005」が開催されました。昨年までは大阪で行われていましたが、今回は中部国際空港に間もなくバトンを渡す名古屋空港での開催。
場所は変われど、これまで以上の傑作、力作が揃い会場はこれまで以上に空気の密度の濃い空間でした。この2日間で吸った空気を今後の自分の糧にしたいと思っています。
素晴らしい2日間をを演出して下さった実行委員の方々、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
今回の更新で私が出品した拙作をアップしました。こちらからご覧下さい。
写真展の合間、今回初めて名古屋空港で撮影をしました。Rainbow777が入っていない空港なので(^^;これまで遠征の機会はありませんでしたが、今回初めて撮影してみての感想は「ここは、いい(^^)」の一言に尽きます。機体のバラエティさ、機体との距離、羽田や伊丹が既に見られない数々が名古屋空港にはあります。
圧巻だったのは夜のGPホールド。目の前に駐機するノースウェスト、34エンドに向けてどんどん近づいてくる機体。単調になりがちな夜の撮影が、とってもあわただしくあっと言う間に時間が過ぎてしまいました。そしてクライマックスは、JAノL747・オーストラリアン・ノースの離陸3連発。目の前を通り過ぎていくジャンボ、尾翼の鮮やかなオーストラリアン、その競演に寒さなんか忘れてちょっとした興奮状態。最後のノースが上がった時「フーッ」とため息をつきながら「ここはすげぇ〜」としばらく余韻に浸っていました。
Rainbow777がいない空港でしたが、あらためて「飛行機撮影の楽しさ」を教えてくれた気がします。あと1月足らずであの光景が見られなくなってしまうのはとっても残念でなりません。
話は変わりますが、2005年1月15日に30000カウントを達成しました。オープンから2年3ヶ月、多くの方にご来場頂き、また多くの方から励ましを頂きここまで何とかやってこれました。この場にてお礼申し上げるとともに、これからもご愛顧の程よろしくお願いします。
また30000カウント達成の機会に独自ドメインrainbow777.netを開設し、アドレスが変更となりました。リンクなさって下さっている方、お気に入り等に登録されている方、お手数ですがアドレスをhttp://www.rainbow777.netへの変更をお願いいたします。
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